雨の中で作業をしていると、「カッパを着ているのになんで中まで濡れているの?」と思うことはありませんか?
私もそうなのですが建設現場などの外仕事をしている人の中には、雨をしのぐためにカッパを着ているのにシャツまでビシャビシャになってしまい、「これではカッパの意味がない」「とにかく蒸し暑くて不快」などの思いがあるのではないでしょうか。
特に冬場などに中のシャツまで濡れたままでの長時間作業ともなれば、寒さから体調をくずしてしまいかねません。
これは外側からの雨の侵入による要因だけではなく、カッパの内側からの汗が外に出ていけないことにより引き起こされてしまうものなのです。
たとえ最高性能のゴアッテクス素材のカッパを着ていたとしても、作業などで汗をかく以上は内側が全く濡れないというような状態にはなりません。
いくら値段が高いからといっても、動いても中まで全く濡れないカッパというものは残念ながら存在しないのですが、ここではお手頃な価格で内側が濡れることを軽減することができるおすすめのカッパを紹介しています。
おすすめの作業用カッパ・レインウェア2選
ここでは、雨の中での長時間作業など、過酷な環境にも対応できる性能をもつカッパを厳選し、予算に合わせて選べるようピックアップしました。
おすすめの作業用カッパは次の2つです。
・ワークマン イナレム ストレッチレインスーツ
・ミズノ ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツ
それぞれを紹介していきますね。
①:ワークマン イナレム ストレッチレインスーツ

:(イナレム)レディースレインスーツ

価格 | 4900円 |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿性 | 25,000g |
ワークマン イナレム ストレッチレインスーツは蒸れにくいという特徴があります。
さらには耐水性やストレッチ性、コストパフォーマンスにも優れています。
高性能で低価格なカッパを探している場合は、ワークマンのイナレムストレッチレインスーツがおすすめです。
②:ミズノ ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツ

: ミズノ ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツ(レディース) A2MG8C01

価格 | 11,000円 |
耐水性 | 30,000mm |
透湿性 | 16,000g |
おすすめ2つ目はミズノ ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツです。
こちらは100回洗濯しても水を弾くという特徴があるカッパです。
また登山用として開発された高い耐水性と透湿性、耐久性という点などメリットも多いです。
高性能で長く使用できるカッパを求めている場合はベルグテックEXストームセイバーVI がおすすめですよ。
作業着カッパを選ぶ上で知っておきたいポイント5つ
ここでは、作業用カッパを選ぶ上で知っておくべき5つのポイントを紹介します。
主なポイントは以下の5つです。
- 耐水性
- 透湿性
- 動きやすさ
- 耐久性
- 価格
それぞれを解説していきますね(^^)
ポイント①耐水性 耐水圧20,000mm以上がおすすめ
作業用カッパは耐水性を重視して選ぶことが大切です。
耐水圧は20,000mm以上のものを選んでください。
レインウェアには使われる生地により、どれだけ水が染み込みにくいかを表す耐水圧という数値が商品タグなどに表示されています。(単位mmH2O)
一般的な目安として、小雨をしのぐ程度であれば5,000mm、大雨をしのぐ為には10,000mm以上。20,000mm以上の耐水圧があれば嵐にも耐えうる性能があるといわれています。
長時間雨の中での作業することを考えると、中に染みこむのを防ぐためになるべく耐水性が高いものを選択したいですよね。
基本的に耐水圧20,000mm以上のものであれば生地からの染み込みはほぼ防ぐことができる性能があります。
生地からの雨の侵入は耐水圧を目安に防ぐことができますが、首もとや手首からの水の侵入も水が中まで染み込んでくる大きな原因となってきます。
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フードをかぶりチャックも上までしめておくなど外部からの水の侵入を防ぐことができたら、あとは内部からの湿気をいかに排出していくことができるかが重要なカギとなってきます。
ポイント②透湿性 作業で使うなら最低10,000g以上がおすすめ
また、透湿性も作業用カッパを選ぶ上で重要です。
透湿性とはカッパの内部からの湿気を、24時間でどれだけ外に排出すことができるのかを表しています。(単位g/㎡-24h)
汗をかく目安として季節や個人差による違いはありますが安静時でも、1日で2,000g、軽い運動では5,000g、激しい運動となると10,000g以上もの汗をかいています。
カッパを着ていても中までずぶ濡れになるのは、雨が染み込んで来ることだけではなく、汗が外に出ていくことができないことも大きな原因となりますのでカッパの内部の不快なムレをできる限り減らしていくためには、この透湿性が高ければ高いほど良いということになります。
ハードな作業や気温の高い夏場にも着用することを考えれば、透湿性10,000g以上の商品をおすすめします。
ポイント③動きやすさ ストレッチ素材がおすすめ
作業用カッパはストレッチ素材のものを選ぶことも忘れないようにしてください。
とくに曲げ伸ばしの多い下半身の動きがストレッチ素材であれば、しゃがんだり、階段を上ったりという動作が妨げられにくくなるので作業用としておすすめです。
ポイント④耐久性 作業用や登山用のカッパを選択しよう
カッパの耐久性についてはその素材によるところもありますが、一般的なナイロンやポリエステルの素材であれば、登山用や、作業用のメーカーのものをおすすめします。
実際の現場ではいくら新品のカッパであれ、鉄筋などに引っかけてしまえば穴があいてしまうこともあります。
どのくらい長くもつのかは、その使用環境に左右されてしまうところがありますが、雨の中での作業や運動を想定したつくりになっているかどうかが耐久性を考えるうえでのポイントとなってきます。
ポイント⑤価格 高性能でお手頃な価格帯のものを選択しよう
最後に価格についてです。
作業用のカッパはその使用環境にもよりますが、作業で使うのなら劣化も早くなりがちです。
ハードな作業で使うことも考えると、一年で何着も買い替えなくてはならない消耗品でもあります。
そのためどんなに性能がよくても、あまりに値段が高すぎてはコストパフォーマンスの面からおすすめすることができません。
また値段が手頃であれば作業用カッパを1着ではなく、予備としてもう1着持っておくこともできます。
そうすれば雨が続いた時にも、次の日に濡れたカッパは乾かしておいて予備のカッパを着ることもできるので、梅雨時でも快適です。
そして、いざ破れてしまった時にも予備があれば、そちらに着替えるだけでよいので雨の日でも安心ですよね。
管理人イチオシの作業用カッパはこれ!
上記のポイントを踏まえて、ここでは管理人がイチオシする作業用カッパを紹介します。
おすすめは「ワークマン イナレム ストレッチレインスーツ」です。
①:ワークマン イナレム ストレッチレインスーツ
:(イナレム)レディースレインスーツ
価格 | 4,900円 |
耐水性 | 20,000mm |
透湿性 | 25,000g |
ワークマンのイナレム ストレッチレインスーツは冒頭でも紹介しましたが、高性能で蒸れにくく着心地が良いという特徴があります。
さらには高性能なのに低価格というところも魅力です(^^)
はじめは覚えにくい商品名ですが「蒸れない」を逆から読むとイナレムになりますので、覚えやすいですね。
サイズ感としてはわりとピッタリ目に作られていますので、体格の大きな方やゆったりと着たい方はお好みによりワンサイズ大き目を選ぶとちょうどよいぐらいになるかと思います。
作業用カッパを探している方はぜひ一度試してみてくださいね。
雨が中まで染み込まない!オススメの作業用カッパまとめ
ここでは、雨が中まで染み込むことがない作業用カッパを紹介しました。
いかがでしたか?
作業用カッパは高性能で耐水性などにも優れたものを持っておきたいもの。
とはいえ、カッパも種類が豊富なので一体どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事で紹介した作業用カッパは高性能でお値打ちなものなのでおすすめです!
ぜひ試してみてくださいね(^^)
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